消費者金融

審査基準の違い

貸金業者にとって融資が焦げ付くことが最大のリスクとなります。そういったリスクを回避するた
めに、厳格な審査を実施しています。

審査の内容は、仕事の内容、勤続年数、年収、資産、居住状況(持ち家か借家か)、現在の借入状
況などをスコアリングシステムによって点数化して、返済能力があると判断された人には融資を実
行します。こういった一連の審査基準は一様ではなく、各金融業者によって相違します。

審査基準を厳しくすれば、返済能力が高い人にしか融資しませんので、ほぼ優良顧客で占められる
こととなります。これは大手消費者金融などに見られる傾向ですが、優良顧客が多いことから支払
いの遅延者も少なくて済み、取り立てを厳格にする必要もありません。

逆に、審査基準を緩く設定している場合は返済能力の低い人でも融資が実行されますので、返済が
不履行になるケースも多く、その分取り立てを厳しくする必要があります。一般的に、大手ほど審
査が厳しくて、中小になるほど審査が緩くなっていきます。

支払いが滞ったら

貸金業者からお金を借りた以上、毎月必ず契約で決められた額の支払いを履行していかなければ
なりません。もしも返済が履行できなければ、当然のように貸金業者から督促を受けることにな
ります。まずは電話での督促で、必ず何日までに支払うよう指示されます。

最初の特則はそれほど厳しく問われません。顧客数の多い貸金業者ならば、毎月大変な数の支払
い不履行者がいるからで、そういった顧客に一軒一軒電話をするだけでも大変な作業です。殆ど
の支払い不履行者は単純な入れ忘れが多いことから、最初の督促の電話で事が済みます。

しかし、単純な入れ忘れではなく、支払うお金が無いひとは別です。支払うべくお金が無いと言
えば、必ず「何日までなら払えるか?」と聞いてきます。その場をしのぐためにあやふや回答を
していれば、後で困ることになります。

約束の期日に支払いが出来なければ、再度督促の電話がかかってきますし、場合によったら自宅に
取り立てをしにやってくるでしょう。これだけでもかなりの精神的負担を伴います。

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取り立て

一昔前の消費者金融では、ここまでくるとかなりの厳しい取り立て行為が実行されていましたが、
法改正によってそういった取り立て行為は出来なくなりました。

逆にいえば「無いものは無い」と開き直られたら、貸金業者もどうすることが出来ないのです。支
払い不能者には、法的措置がとられることとなりますが、目ぼしい財産のない人間から融資金を回
収するのは困難なのが現状です。